1976年に販売された、KH250をまとめた記事です。
フロントブレーキは油圧ディスクになり、タンクキャップもキー付になるなどアップグレードして、SSからKHへとモデルチェンジ。車体の基本構成はSS時代と同様400と共通だが、エンジンはヘッド、フィン、クランクケース形状などが異なり、シートはモールが付かないなど400との細かい差別化も行われた。価格は270000円に。北米向けにはフロントドラムブレーキ仕様の廉価版KH250(A5)も存在する。
1977年 カラーとグラフィックが変わり 輸出用に キャンディーワインレッド
国内はキャンディーオリエントブルー
KH250B2 キャンディーオリエントブルー
マスターシリンダのキャップがネジ止めになるなど細部を変更。車体色はキャンディライムグリーン、キャンディコバルトブルーとなり、久々に2色ラインアップが復活した。価格は1万円アップし280000円に。
キャンディーコバルトブルー 250専用
キャンディーライムグリーン KH400A5と共通
1978年9月
長らく400と共通グラフィックであったが、このB4は250専用の新グラフィックを採用。タンクのカワサキロゴも小文字に変更された。車体色はキャンディライムグリーン、キャンディパーシモンレッドの2色で、輸出仕様はクラシックホワイトも存在した。価格は280000円。
キャンディーパーシモンレッド KH400A6にもあります。
KH250の最終型は、再び400と共通のライムグリーン1色のみに。クランクケースカバーに入ったカワサキロゴは小文字になり、シートのベース部分にもライムグリーンのラインが追加された。KHシリーズではKH250が最終型まで主に欧州向けに輸出された。主要諸元は、B1からこの最終型B5まで価格以外の変更はないが、価格は283000円にアップ。
KH400B5 ライムグリーン 1980年2月28日で生産中止になる。